【青・中編・画】文鳥は居ましたよね!
20「変装」(吉松の)火音side
文鳥が擬人化しました。
【オオノサトシの九官鳥やひよどりの様に】01

束縛という言葉。
私には該当する男性が居る。
私の名前は火音(かのん)
彼の名前は吉松(きちまつ)

彼は「私より美しい命を見たことがない」と話してくれた。

そう「美しい男性」の吉松(きちまつ)と私より似合うカップルなど居ない。

なのに最近の彼ときたら

「私の色の新人の紀真(きま)が闊歩した。カラー文鳥の遺伝子の勉強を始めたよ」

とか

「最新のカラーの情報ではないが、基礎を勉強するのに素晴しい教材を彼女が一人で捜し当て勉学中だよ(笑)」

とか

最近の吉松(きちまつ)は紀真(きま)の事ばっかりだ(怒)



どうして、楽しい夕げの団らんに、そんな一回りも上でアバズレ(絶体吉松(きちまつ)が目当ての仕事の意慾(穢らわしい))の女の話題がでる。いい。言っておくけど「私より美しい命は無い」のよ。

貴方、反省なさい。

でないと、その指の逆剥けをくいちぎってやるんだから(怒)
< 40 / 78 >

この作品をシェア

pagetop