狂愛彼氏
「それで、あのケーキね………ククッ疾風さんも必死ね」
肩を小刻みに震わせながら、愛麗は、納得したように何度も頷いた。
「………だから、食べて良いの」
「いやいや、だからに繋がるわけないでしょ」
アホ、と言われて私は、頬を膨らます。
アホじゃないし。
「取りあえず、あれだけの量を放置すると危ないわ」
「食べれば良いじゃん」
「………幾らあんたが太らない体質でも病気になるから」
ダメ、と言われて更に頬を膨らます。
「………ケチ」
「ケチで結構」
「…………」
「そんな目で見てもあたしは騙されないわよ」
「?」
やれやれと肩をすくませる愛麗に私は、首を傾けた。
愛麗は、んーと唸った後、そうだ!と携帯を取り出した。