護衛の私と主人の君と
それから数週間が過ぎ、月も変わって今は6月の終わり。



そんなある日、普通に教室に入り自分の席につくと、



男「雫ー、何か会いたいって奴が来てるぞー」



と呼ばれた。



とその前に、私は今月に入っていきなり雫と呼ばれるようになった。



男子からも女子からも。



「あ、はい」



と返事をして、



「ちょっと、席を外します」



と雪様に言ってから、廊下に出る。



と、そこには男子が1人。



ん?



と、



男「あの、屋上に行けますか?」



「えっ、ちょっと待ってて下さい」



と言い、



「あの、ちょっと屋上に行ってきます」



と、席に座る雪様に言ってからまた行く。



雪「し、雫」


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