護衛の私と主人の君と
雪「返事は、どうした?」



と暗い声で言う雪様。



「ん?断りましたよ」



と言うと、下を向いていた顔を上げて、



雪「そっか。良かった」



と、いつもの明るい声と、天使の微笑みを見せてきた。



どうしてさっきは、あんな暗かったんだろう。



と、



昌「おーい、今から明日の校外旅行の班決めするって」



と、教室のドアから顔を出して言う昌。



「行きましょうか」



雪「うん」



と言い合い、教室に入り席に座る。



するとすぐに、



勇翔「じゃあ、今から簡単に説明するぞー」



と言い、



勇翔「明日、校外の施設で1泊2日の旅行をする。で、その際、1年のSクラスの連中が、このクラスの

どこかのグループに入る。が、まぁその前に、適当にお前らでグループ決めろー。始め」



と言った勇翔。



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