お姫様は俺のモノ

*俺の姫になれよ*

「姫って何ーー?」


ズルリ、と滑る効果音が付きそうなほど真顔で聞く白雪に、俺は、答えた。


「姫は総長の女って意味。


つまり、俺の女になれよ白雪」 


ーーーグィ。


「悪いけど颯。

白雪は、俺のだから手を出すなよ。さっきのキスだって許してないからな」 



白雪を抱き寄せ睨みをきかせる海。


周りの奴を見ると、知らない振りをしきってる。


きっと、聞こえてはいる。


俺が白雪にキスした事実だって、きっと、胸内は動揺してるだろう。



その証拠に、顔に動揺の汗が流れてる。


ヒヤヒヤしてるんだろう。


< 135 / 231 >

この作品をシェア

pagetop