60%でスキップ2~1ヶ月日記・17・9~


 はい、金曜日です。そしてまた朝から雨。ほんとここまで続くと嫌になるわー。いつもの朝食、いつもの送り出しをして、今朝は炬燵布団に肩まで包まりながらスマホでゲームです。良かった。昨日までは寒さに震えながらやっていたので。

 着替えて洗顔をし、読経と瞑想をちゃーんとしてからパソコンです。今日は帰宅する娘が大変だろうから学校まで迎えに行こうと初孫を猫可愛がりするうちの実家のおかんからメールがあったので、しゃーないなーと思って迎えにいくことにしました。まあ確かに疲れてへろへろではあるだろうし・・・学校から我が家までは徒歩で45分ほどかかるので(校区の一番端っこ)、あの荷物を持っては流石に修行になるか、と思って判ったとメールで返事です。

 しかしね、やっぱり寒かったわ。

 昨日は炬燵出しても火は入れないわよっ!と高らかに宣言してましたけれど、もうサクッと破ることにしたわ。だってめっちゃさみーんだもん。いいの、私は一度決めたことを撤回することも得意だから。

 つい火をつけたらぬくぬくと温かく、タブレットを持ったままでずるずると飲み込まれ、結局全身炬燵にうめた状態でドキュメンタリー映画の「ビル・カニンガム ニューヨーク」を観てました。しかし凄い人だ。口を出されないために一切の報酬を断るというのは中々出来ることではないけれど、では実際の生活費は一体どうやって賄っていたのだろう、などと思いながら。

 彼の有名な言葉に「本当に好きなことをしたかったら、お金は受け取らない。お金に触れたら最後、決して自由にはできない」というものがありますが、言うは易し行うは難しですよね。結局無報酬で写真を撮り、ニューヨークタイムズ紙に50年もコラムを書き続けた人です。わお。

 このドキュメンタリー映画を観つつ昨日と全く同じ昼食を美味しく平らげて、さて、昼寝でもしよか、とまた炬燵で横になったのでございます。

 ああ、幸せ。仕事をしてなくても幸せを感じることが出来るようになるのに、5年はかかったけれど、今はちゃんと受け止められるんです。いや、まあ、出来たら外で働きたいですが。バリバリと。残業の嵐にもまれたい。

 ぐでぐでしていたら早めにきたわ~とおかんが登場。昨日いっていた姉の家の話などをしていたらチビ2号が帰宅。では、と用意をして学校へ行きました。おかんが娘のチャリにのって、私は私のチャリで。学校と言う場所は極度に緊張しますので、家族と一緒でも薬も必要です。いつでも飲めるようにポケットにいれて出発したら、自然学校のバスは早めについたようで子供らが溢れてました。

 おお、いいタイミング・・・。

 緊張する暇なく、娘を回収。疲れてボロボロな雰囲気でしたけど、顔は満足そうでした。楽しかったらしい。良かった良かった。先生にお世話になりました、と挨拶をしてチャリへいきます。

 迎えにきてくれると思っていなかったらしい娘は祖母と母の顔をみただけで喜んでましたが、自分のチャリがあることに気がついて狂喜の舞を披露してました。嬉しかったらしい。だけど、おめー、まだまだ元気じゃねーか。


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