芸人
第6章 出発
カズの葬儀も終わり、とにかく全て忘れたかった。
それには、早く家を出ることだった。
今まで貯めた豚の貯金箱を壊した。
「5万2,568円か・・・・・・まあ、何とかなるだろ。」
また、母の彼氏がいるのが、嫌だったのもあって、高校を卒業と同時に家を出た。
母の彼氏は、喜んだ。
「生活費、一人分減ったから楽になるよ。」
最後の一言はこれだった。
でも、母は、何か悲しそうだった。
カバン一つと住む所を探す為に、まず新宿に出た。
夜中の12:00すぎに、歌舞伎町の桜通りを抜けていく。
風俗のキャッチー、酔っ払い、ヤクザがうろうろしている。
それには、早く家を出ることだった。
今まで貯めた豚の貯金箱を壊した。
「5万2,568円か・・・・・・まあ、何とかなるだろ。」
また、母の彼氏がいるのが、嫌だったのもあって、高校を卒業と同時に家を出た。
母の彼氏は、喜んだ。
「生活費、一人分減ったから楽になるよ。」
最後の一言はこれだった。
でも、母は、何か悲しそうだった。
カバン一つと住む所を探す為に、まず新宿に出た。
夜中の12:00すぎに、歌舞伎町の桜通りを抜けていく。
風俗のキャッチー、酔っ払い、ヤクザがうろうろしている。