昨日殺したはずの女の子が、今朝玄関先でニヤニヤ笑って立っている


9月22日 9時35分



2本目のタバコに火をつける。



5分程すると、音が鳴り止む。



静かになったと思ったが、今度はか細くつぶやく声がする。







「出てこい出てこい出てこい出てこい出てこい出てこい出てこい出てこい出てこい出てこい出てこい出てこい出てこい出てこい出てこい出てこい出てこい出てこい出てこい出てこい出てこい出てこい出てこい出てこい出てこい出てこい出てこい出てこい」





その声は実にうらめしそうで。




僕に対する怒りと恨みを抱いていることが、声のトーンではっきりとわかる。






そんな声を聞きながら僕は。




ああ、この少女は頭が足りてない馬鹿なんだなと、なかば少女にあきれた気持ちを抱いていた。




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