私を救ってくれたのは君でした。【完】
嫉妬じゃないよ。
颯と暮らし始めて数日たった学校帰りの事だった。

颯が背の低い可愛らしい女の子と話しているのが見えた。

『あの子と付き合ってるのかな、、、』

告白を断ったのは自分なのに、ショックだった。

こんなにも颯の事が好きだなんて自分でも気付いていなかった。

颯の家から出て行こうと思っても自分の家には帰りたくなかった。

< 20 / 28 >

この作品をシェア

pagetop