独り占めしても、いいですか?
「2人とも、家族や友達と写真は撮ったの?」
後ろから声がした。
振り向かなくてもわかる。
秀ちゃんの声。
「俺は日和と撮れたらそれでじゅーぶんだ!」
「俺も」
2人が少し後ろを向きながら答えた。
背後から手が伸びて来て、私の頭が優しく撫でられる。
「日和は?お母さんやお父さんと撮った?」
その言葉と同時に、ふわっと焦げ茶色の髪が少しだけ見えた。
「うん、さっき撮ってきた。
秀ちゃんは?」
私も少しだけ振り向きながら答える。
「俺も撮ってきたよ。
あとは日和達4人と撮るだけ」
秀ちゃんはニコッと笑って、また私の頭を撫でた。
榎本 秀也(えのもと しゅうや)。
またまた幼なじみの1人。
1番背が高くて1番優しい。
お兄ちゃんみたいな存在。
後ろから声がした。
振り向かなくてもわかる。
秀ちゃんの声。
「俺は日和と撮れたらそれでじゅーぶんだ!」
「俺も」
2人が少し後ろを向きながら答えた。
背後から手が伸びて来て、私の頭が優しく撫でられる。
「日和は?お母さんやお父さんと撮った?」
その言葉と同時に、ふわっと焦げ茶色の髪が少しだけ見えた。
「うん、さっき撮ってきた。
秀ちゃんは?」
私も少しだけ振り向きながら答える。
「俺も撮ってきたよ。
あとは日和達4人と撮るだけ」
秀ちゃんはニコッと笑って、また私の頭を撫でた。
榎本 秀也(えのもと しゅうや)。
またまた幼なじみの1人。
1番背が高くて1番優しい。
お兄ちゃんみたいな存在。