俺様御曹司に飼われました
「デートしよう」



ある日の休日。

たまの休みだから昼まで寝てようと思ったのにそんな悪魔の声にあたしの目が覚める。



「やだ」



目もあけず、そのまま答えて布団を深々とかぶる。



「は?拒否とかありえねぇから」



あたしのかぶった布団を剥ぎやがる。



「休みの日くらいゆっくり寝させてよ……」



しぶしぶ、目をあけると映し出されたのは今日もキマってる悪魔の姿。

朝からよく、そんなキメキメでいれるなと感心してしまうくらい。



「だってさ、普段日中一緒にいられないんだよ?」


「そりゃね」



あたしは仕事、この悪魔は大学だ。



「休みの日だけじゃん、お前を一日中俺のものにできるの」


「は……」



なんで、そんな優しい顔して言うの。
なんで、あたしのことが好きだと言ってるような顔をするの。

好きなひとがいるのに、その人がダメだったからなの?

じゃあ、その人がもし戻ってきたら……。

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