記憶の中の想い
「知らない。そんな…人」
「奴は同意の元で行為におよんだと言ってます」

は?同意…だと

「そんなわけ…」

待って。待って。知らない。わからない

「佐伯さん?」

俺は警察に腕を強く掴まれた

「い…いやだ…いやぁぁぁぁ」

俺は頭が真っ白になった

ガチャッ。

「ハル⁉︎」
「春樹⁉︎」
「ちょっと⁉︎あんた達なんなんですか⁉︎てか誰だよ」
「我々は警察です」
「はぁ?」

怖い…いやだ…いや…

「未樹。怖い…痛いのやだ…」
「ハル。大丈夫だから」

あれ?俺…今未樹って言った…?

「とにかく。今日は帰って下さい‼︎」
「仕方ない。また来ます」

俺は彼にしがみつき、声を殺して泣いた

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