キミが死ぬまで、あと5日~終わらない恐怖の呪い~
小さなスーパーがある程度で、特に目ぼしいものは見当たらない。


誰かに話しがきければと思うのだけれど、町の案内所のような建物も見つける事ができなかった。


あたしたちは一旦スーパーへ入り、簡単に昼ご飯を取る事にした。


気が焦っていたこともあり、朝から何も食べていない。


店内のイートインスペースに座っていると、チラチラと買い物客たちからの視線を感じた。


小さな町だから、知らない人がいればすぐに気が付くんだろう。


居心地の悪さを感じながらサンドイッチを頬張っていると、沙良が大きくため息を吐き出した。


「沙良、どうしたの?」


おにぎりを買ったのに、一口も口を付けていない。


「やっぱり食欲なくてさ……」
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