キミが死ぬまで、あと5日~終わらない恐怖の呪い~
☆☆☆

その神社はとても立派なものだった。


町に1つしかないということもあり、とても手入れが行き届いている。


大きな鳥居をくぐって境内へと入って行くと、おみくじやお守りと言った看板が出ているのが目に入った。


しかし、人の気配はどこにもない。


「この裏に家がある」


そう言い、寛太は社務所の裏へと歩き出した。


確かにそこには青い色の屋根の、小さな家が建っていた。


ここが神主さんの家なのかもしれない。


寛太は玄関先に立ち、チャイムを鳴らした。


しかし人が出てくる気配はない。

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