キミが死ぬまで、あと5日~終わらない恐怖の呪い~
あれが偶然だなんて思えなかったけれど、そう言うしかなかった。


じゃないと、今度は沙良が……。


「本当に偶然だと思う?」


沙良の言葉にあたしは返事ができなくなってしまった。


「リナの動画も、まるでどうやって死ぬかを予言してるみたいだった」


「そんなの……」


そこまで言い、口を閉じた。


さっきと同じセリフを言う所だった。


「調べてみよう」


あたしはそう言い、パソコンの電源を付けたのだった。

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