大切なキミへ。
「お前さえいなきゃ、西園寺と妹は結婚してたんだ。」





結婚…

遥が、結婚…?






「西園寺は、妹と婚約した次の日姿を消した。」



遥が…消えた?





「それでやっと見つけたんだ。」

「……」

「西園寺を見つけたと思えば、隣にはお嬢様、あんたがいた。」






いつ見られてたかなんて分からない。
< 101 / 315 >

この作品をシェア

pagetop