大切なキミへ。
「西園寺を呼び出したところで、あなたの気持ちは晴れるの?」






私がそう問いかけると、男は歯を食いしばって耐えていた。



痛いとこ…ついちゃったかな。






ーバチンッ!


「…っ!」




あまりの衝撃に私は言葉を失った。
< 99 / 315 >

この作品をシェア

pagetop