年下彼氏と甘い恋





そして、今日も陽太とともに街を歩く。

すっかり寒くなった街は今やクリスマス一色だった。

恋人と過ごすクリスマス、どんなプレゼントを渡そうか幸せな悩みに頭を痛めた。





寒くてコートに身を埋める。

今晩は、この冬一番の冷え込みになるらしい。

ぶるっと身を震わせた私に、陽太はそっと手を伸ばす。

そして、その身体で包み込んでくれる。

それだけで、ぼっと身体に火が点く。





不思議だな、外は寒いのに、熱くて仕方がない。

陽太に丸焦げにされそうなほど、焦がれているんだ。




そんな私なのに……




「じゃあまた明日ね、里佳子」




私のマンションの前で、笑顔で告げる陽太。

頷きながらも寂しく思う。

もっと陽太といたい。

もっと陽太に触れたい。

いつからこんな風に思うようになったのだろう。

陽太になんて興味はなかったのに、今の私は陽太がいなきゃ生きられない。



< 126 / 271 >

この作品をシェア

pagetop