年下彼氏と甘い恋





実際告白された訳でもないし、野村君の気持ちは分からない。

だけど、素直に嬉しかった。

扱い辛くて苦労していた野村君が、私を好きになってくれたなんて!

それと同時にちくりとした。

私は、野村君の思いに応えることは出来ない。

今の私には、陽太しかいないのだから。




外を見ると、はらはらと雪が舞っていた。

東京の初雪だ。


< 202 / 271 >

この作品をシェア

pagetop