年下彼氏と甘い恋
「里佳子!」
例の声に名前を呼ばれ、ビクッと飛び上がる。
心臓があり得ないほど騒ぎ出す。
だが、このドキドキは決して甘いドキドキではない。
ただ単純に驚いただけだろう。
顔を上げると、目の前にはやっぱり笑顔の陽太が立っていた。
「里佳子、帰ろう」
そう言って私に手を差し伸べたが……
胸がズキッとする。
どうしても昼間の光景を思い出してしまう。
陽太は美人に囲まれ、楽しそうにしていたことを!