千年前の君を想ふ


「輝夜様、義政様が母屋へお呼びでございます。父上様と弟君様をご紹介されるとのことでございます。」



「ありがとうございます、ふく。」



どうしよう、現代から持ってきた巾着袋には貴重品が入ってるから持って行きたいけどな…



懐に入れとくか。







そうして私は、懐にスマホやら何やらが入った巾着袋を入れて、母屋へ向かったのだった。


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