心の鎮痛剤を下さい-夜間生涯学習の先生-(実話)
遠くに先生の車が見えた。

ライトの形でわかるようになった。



「先生、お疲れ様っ」

「うん、じゃあ行こっか」


車の中で色んな話しをした。


先生の育った町や兄弟の話しもしてくれた

心を開いてくれたようで嬉しかった。





海に着くと、波が穏やかだった。

「少し歩こうか」

「うん」
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