Bedauern
くるくるとした茶色い髪と黒縁のメガネ。

タケが中学の頃と変わっていることは知っていたけど、こんなにも変わっているとは思わなかった。

爽やかさどこいったのーーーって。

身長も伸びて、メガネになって、髪も少し伸びて。

唯一変わってなかったのは笑い方くらいだった。

うん、いい笑顔。

そこからはもう時の流れがはやいはやい。

訳の分からない、全く知らない、初めての世界。

唯一の知り合いのタケとサトちゃんはね、私なんかにはそんな構ってられるわけでもないから独りでぽつん。

ぼーっと独りで会場の隅で烏龍茶飲んでると、見覚えのある横顔。

同じく中1のクラスメイトのナリだった。

独りが相当寂しかったらしい私は、ナリに話しかけていた。

ナリもタケ誘われてきたもののよくわからなくぼーっとしてたらしい。

その日、私は殆どナリと行動し、帰りも家が近いため一緒に帰った。

初めてのこと、慣れないこと、とても疲れた。

やっとのことで帰宅して一息つく。

いやぁ。

多分これは、恋だ!!(唐突)
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