社会更生ディスカッション
千春と朱莉に0がついていなかったことにひとまずほっとする。
しかし、今回も0という数字は存在した。
今回の0点は二人。
発表に選ばれなかった二人であった。
もし発表者として発表出来ていたら……。
そんなことを考えていた瞬間。
0点のついたふたりが突然首を抑えて苦しみ始めた。
な、なんだ?
首を抑えながら、もがき苦しみ
ずるりとイスから落ちていく。
「ひっ」
息を飲むような悲鳴が響く。
すると、彼らは身体を痙攣させると、目が裏返り
口から泡を吹いてピクリとも動かなくなった。
ど、どういうことだよ……。
その時、【伏見陽太】が深刻な顔をしてつぶやいた。
「毒針だ」
あの時計からそんなものが。
手が震える。
自分の死が身近にあることを感じて身体の震えが止まらない。