社会更生ディスカッション
このままじゃダメなんだと。
そう思った瞬間から自分が変わらなければ何も動かない。
話して自分の意見を伝えていくことが、存在意義に繋がるというのなら、
俺はみんなを説得したい。
「みんなも一緒に協力して欲しい」
俺が頭を下げてそう言うと、周りは俺から目を逸らすようにうつむいた。
やっぱりダメか……こんな言葉じゃ……。
そう思った時、一人の女子が手をあげた。
「私も……今、すがれるものが何もない。
いつ自分は0点を取ってしまうんだろうって思うばっかりで、不安な気持ちで……
だからここで1位を取りたい。
1位取ったんだっていう自信が欲しい」
彼女は自己紹介で佐伯あずみと名乗った人物だ。
弱々しく、小さな声で言う。
しかし、彼女の言葉にポロポロと弱気だった人が手を挙げて言った。