社会更生ディスカッション
「本来の彼らなら、藤崎が言った回答も思いついたはず。
それを1回目の言葉で考えさせないようにした。
そして、2回目の発言」
『でも言わないでって言うのは信用している人にとっては効果的な言葉だと思うな』
「あれは、彼が湯本派だったのではなく、
意見がどっちかに傾いてしまうのを防ぐためだったんだ」
時間を無くすため、
意見がまとまりそうになったところで彼はあの言葉を言った。
まとまりかけていた意見を崩して、
味方してもらったと勘違いした湯本は
この勢いを活かして、自分の意見を押し通した。
「そして、散々議論させたうえで最後の最後。
藤崎はあの時間、
あのタイミングで、最終的に今まで議論していた2つの意見を蹴散らすような答えを出してみせた」