社会更生ディスカッション
【1】と書かれた扉を開ける。
するともうすでに人は集まっていた。
人と話している時間も恐らくないだろう……。
俺はすぐに自分の名前がかいてある席につくと、今回はいつもと違う仕様になっていることに気がついた。
イスと机が普段ディスカッションしているものと違う気がする。
それに、いつもより席がひとつ多いな。
いつもは7人のディスカッションが今回は8人。
これは何か意図があるのか……?
ブーーー!
その時、アナウンスが鳴った。
「制限時間になりました。今現在、部屋に入っていない人を射殺します」
ごくりと息をのむ。
この瞬間はいつだって嫌な気持ちになる。
もうあのVIPルームが映らないように。
そう願っていたら、画面は何も映すことなく、アナウンスは言った。
「今回、射殺の対象者はいません」