社会更生ディスカッション




「はい。俺は上司の意見には必ず従うべきだと考えます。

なぜなら社会に出て働く際、そういた方が円滑に物事が進むからです。

高校生活のように上司は友達ではありません。

上司は自分より、年も社会経験も上です。

上の立場の人に従うのは当然だと思います」


俺の意見に横にいる船倉という男が付け足すように立ち上がる。


「上の指示を聞くことが出来ない部下はチームの輪を乱す存在になると思います。

そんな人と一緒に仕事したいと思ってもらえるでしょうか?」


彼は見た感じ冷静に物事を伝えるタイプの人間だった。

ディベートに冷静さは大切だ。


ひとまず力になりそうなヤツで良かった……。


俺と船倉はふたりで上司の意見を聞くことの正しさを必死に話した。


しかし、10分間というのはあっと言う間で、全てを伝えきれずにアナウンスは終了の合図を示した。



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