社会更生ディスカッション
これは千春の部屋だ。
千春が生きていることはあのときに分かった。だけど協力してくれるかどうかは別だ。
ドアの前につく。
俺は深呼吸をしてノックをした。
ーーコンコン。
「はい」
すると千春はドアを開けて顔を出した。
「あのさ実は……」
「協力する!」
「えっ」
モニターですでに説明があったらしい。
俺が誰に協力を要請したのかは伏せられていたみたいだが、来ると信じて待っていたと千春は言った。
「あ、でも……協力してもし俺が負けたら俺が死ぬところを生で見ることになるらしいんだ」
「勝てばいい話でしょ?頑張りましょう」
頼もしいな……。
俺はうなずいた。
ふたりで家を出て次に向かった場所は【124】と書かれた部屋番号だった。