社会更生ディスカッション
「で、大事なのはここから。
命あるものにしか起きないはずのモノに私は愛を感じた。
それは、おばあちゃんからもらったラムネ、という動作がつくから」
そうか……!
「そう、人を介在すればそのモノにも愛を感じることが出来るってことよ」
小さい子が両親から誕生日プレゼントにもらったテディベアー。
そのテディベアーをいつまでも大事に持っていたとして、
本来なら人形に沸かない愛が両親からもらったという過程がつくことで愛が沸く。
そういうことか。
これで愛についての前提が出来たな。
「なるほどね」
朱莉も頷きながら紙に書き込んでいた。
「ありがとう、藤崎くん!ヒント……くれたんだよね?」
「いや?僕はただ知ってる知識を言っただけだけど?」