社会更生ディスカッション



元々自分から積極的に意見を言うタイプでは無かったため、自分の言葉をみんなの前で言うことは緊張した。

だけど、黙っていたら一向に進まない。

何も議論が出来なかった場合、死が待っているかもしれない。


それだったらやるしかないと思う。


「今みたいに、こういう危機的な状況になったとき、大事なのはみんなで協力することだと俺は思う」


震える声で、でもしっかりと言った。

すると、俺の意見に初めイスの場所を教えてくれた安城さんが賛成してきた。


「私も同じ意見です……っ。今のこの状況もピンチだと思うんですが、一人じゃなくてみんなでだったら乗り越えられるんじゃないかなって」


うんと頷く俺に、隣の震えていた女子もとっさに便乗する。


「わ、私も……っ、そう思います」


彼女に至っては、かなり声が震えているが必死に紡ぎ出している。



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