社会更生ディスカッション
みどりは案の定手を震わせ、
うつむき何も言えなくなってしまった。
赤坂が放つ、先導者のようなオーラに
賛成派のヤツらも何も言えないようだ。
発表が上手くいかなかったら、
自分の身まで危ないかもしれないとは考えないのか?
クッソ……。
俺は速やかに手を挙げた。
「俺にやらせて下さい」
赤坂はつまらなそうな顔をする。
今の俺に出来ることはこれしかない。
「では発表を3分間でお願いします」
俺はメモを見ながら、必死で発表を行った。
「ありがとうございました。
ただいまの発表時間は2分20秒です。
結果を集計します」
少し早めに終わってしまったが、
なんとかやり遂げることが出来た。
最後のあがきで、反対派の意見も少し述べ、
みどりが言った意見を例に出した。