社会更生ディスカッション
彼女と話していると
思い出したくないであろう1回目のディスカッションの様子について教えてくれた。
彼女の話によると、1回目のディスカッションで幼馴染とグループが被ったらしい。
しかし、グループの中に一人、
人の意見を全て批判する人がいたらしく
その子に猛批判された千春の幼馴染は
1度の発言から発言出来なくなってしまった。
千春は必死にその子をかばうために発言したのだが、
皮肉にもそれが1点に繋がったのではないかと言っている。
そいつに陥れられたのか……。
昨日のディスカッションを思い出すな。
「人を陥れて自分が勝ち上がるなんてな最低な野郎だ」
「ううん。そうじゃないの」
俺が遠くを見ながら言った言葉に
彼女は首をふった。