指切りげんまん〜あの日の約束〜
〜平穏な日々〜
今日は涼桜高校の入学式。大好きな幼馴染み4人も一緒だ。
「行ってきまーす。」私は勢いよくドアを開け、みんなの待つところへ行く。
「おはよ、音羽」私に気付いて真っ先に挨拶してくれたのは小さい頃から幼馴染みの花音と美和だ。「おはよ〜花音、みっちゃん。」私もそう答える。
「おせーよ、音羽」そう言ったのは同じく幼馴染みの蓮だ。「うーるーさーいー」私はそう答え、蓮と睨み合う。それをなだめてくれるのはまたまた幼馴染みの玲央だ。「2人ともやめなよー」って優しく言ってくれる。
それをみて花音と美和が笑っている。私達もつられて笑い出す。昔から変わらない、この5人のいつも通りのこと。
その後はみんなで「クラスはどこだろー」とか他愛のない会話をしながら学校へ行った。

早速、貼り出された紙をずっとみていく。
「あった。」1年C組 3番 秋月 音羽
どうやら私は1-Cみたいだ。花音やみっちゃん達はどこだろう?みんなのもとへ駆け寄る。
「みんなはどこだった?」私がそう聞くと、花音はA組、みっちゃんはE組、蓮はB組、玲央は私と同じC組だった。
「美和だけちょっと離れちまったな…」と蓮が残念そうに言う。「そうだね…でも絶対遊びにいくから、やくそくね。」「うんっ、ありがとう!」
キーンコーンカーンコーン
チャイムが鳴る。みんなと手を振って別れ、玲央とクラスへ行く。
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