女人天国
「遅れてごめんね!」

「全然大丈夫だよ」

由良の手荷物を持った。

「自分で運べるよ?」

「いいの。俺が持ちたいだけだから」

二人ビニールシートを広げた。

風で飛んでいかないように荷物を重しにした。

「じゃあ、行こうか」

ゆうきはパーカーと短パンを脱いで水着になった。

ゆうきの水着は緑を基調としたボーダー。

上下分かれていて、下はズボンになっている。
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