女人天国
「やるじゃん」

ゆうきが言うと雄大は極上の笑顔を返した。

隆もいいところを見せようと由良が上げたトスを思いっきり叩きつける。






勝負は思ったより白熱し、嫌がっていたゆうきもノッてきた。

ポイントを取るたびにハイタッチを交わす。

そうしてどれぐらいの時間が過ぎたか分からないが、集合時間の三十分前になっていた。



< 65 / 109 >

この作品をシェア

pagetop