2度目のFirst Love
秋生は「そうなんだ」と言って、ホットコーヒーを一口飲んだ。



「美味しい」

「だよね! カフェラテも凄く美味しいの!」



まだ口をつけてないチーズケーキを一口食べた。


人気があるの分かる!


美味しい〜〜!!



「あはは、いい顔」

「秋生も食べる? 美味しいよ」

「じゃあ一口もらおうかな」



フォークでケーキを一口サイズにカットして終生の口元に持っていった。


するとまた驚いた顔をされた。


あ……。



「ごめん、いつもの癖で……」



うーちゃんやきーちゃん対して普通にしている事を終生にもしてしまった。


一度ケーキを置こうとしたら、手首を掴まれた。


フォークに刺さっていたケーキが終生の口の中へと消えていった。



「ん、美味しい」

「でしょっ!」



胸を張って言うと笑われてしまった。



「心がいる時にたまに部活終わりに寄るよ」

「本当!? 楽しみにしてるね!」






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