言えない恋






ぁあ〜会話がない!!




あ!!! 飲み物だ!!!




私は自分のワインと成田壮介のワインを用意し、成田壮介に渡した





「これ‥どうぞ」



「え‥酒は遠慮しとくよ。」


「え? あ‥そうですか。じゃあジュース持ってきますね」



「いや‥」




私はすぐにジュースを置いてある場所まで行き、グラスに注いだ




成田壮介は酒が苦手…か




情報入手。




ジュースを持って帰ろうとした時、後ろから聞こえてきた会話




「独り占め?」


「えらそ〜」



「ムカつくんだけど、あの女」





え…





私のこと?




なに…‥




ジュースを持つ手が固まり、その場から動けなくなる



成田壮介は大人気俳優(モデル)だし、ファンだって数え切れない程いるもんね


みんなは…




私が悪者に見える‥?





「芽衣!!」



横から声を掛けてきてくれたのは、歩美と春くんだった



それを見た、周りは何も言わなくなり離れて行った




「大丈夫?」



「うん‥平気」



「気にすんなよ、芽衣ちゃん。行こうぜ」



「うん」




歩美と春くんにも聞こえてたんだ




ありがとう‥二人とも







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