学校一イケメンの先輩彼氏の溺愛 1

「珠那ー相談があるんだけど」

「どうしたの?」

「あのね ここ最近 先生来たの顔を見てると胸がドキドキするんだけど なんで?」

「あーそれね それは先輩に恋してるってことだよ」

「恋?」

「うん だって先輩の顔を見てると胸がドキドキするんでしょ」
「うん」

「そうだ 明日先輩と会うんでしょ その時に先輩の顔を5秒間見て」
「なんで?」

「もし見れなかったらそれは先輩のことが好きってことだから」

「わかった!」

「頑張ってね!」


おーい授業始めるぞ

明日の事で授業が入ってこないよー

どうしよー

そうこうしてるうちに昼休みになってるし

?「ねー君が神宮寺先輩といつも一緒にいる子」

「はい そうですけど」

「ちょっと来てくれる」

「はー分かりました」

つれて来られたのは校舎裏

「調子に乗ってんじゃないよ」

ドンッ

いったー

「何するんですか?」

「すこし神宮寺龍虎が優しくしてくれるからって調子に乗ってんなよ」

「調子になんか乗ってないですよ」

「口答えする気」

「いい 神宮寺先輩はねみんなの物なの」

「独り占めしないでよね」

神宮寺先輩はみんなのものじゃない

「ふざけないで 神宮寺先輩は物じゃない
それに皆のものでもない 先輩が何をしようが勝手でしょ」

「生意気言うんじゃ無いわよ」

バシッ ドカッ

「ッー」

「生意気なこと言うから懲らしめてあげる
アンタなんか居なくなればいいのに
いっそ死んでくれる」

ドクッ ドクッ

「お前なんか生まれて来なければ良かったんだ」

「お前なんかこの家の子じゃない」

「出て行け」


「イヤだっ やめて」


「ごめんなさい ごめんなさい」

「おい そこで何してる」

「じ.神宮寺先輩」

「ど.どうしたんですか?」

「イヤだっ行かないで」

「萌香ちゃん‼」

「君たちこの子に何したの」

「今すぐここから消えろ」

「じゃないと殴るよ!」

「す.すいませんでした!」

「萌香ちゃん 萌香ちゃん」

「イヤだっ行かないで」

「大丈夫だから どこにも行かないよ」

ギュッ

「ッ 神宮寺先輩、どうしてここに」

「萌香ちゃんに会いたくて教室に行ったら
居なくて探してたら 見つけて」

「そうだったんですか」

「ごめんね 萌香ちゃん」

「なんで先輩が謝るんですか」

「俺のせいで萌香ちゃんが危険な目にあったから」

「先輩のせいじゃないですよ」

「ごめんね!萌香ちゃん」

「すこし落ち着いた?」

「はい すいません」

「なんで謝るの?無事で良かったよ」

「萌香ちゃんを見たとき心臓止まるかと思ったよ」

「ねー萌香ちゃん」

「もし良かったら萌香ちゃんの心の闇を話してくれない?」

「えっ」

「その前に俺の闇も聞いてくれる?」

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