もし明日、この世界が終わると言うのなら。
沢田 和輝
俺は、何をしたら良いんだろう。
 
今まで、何のために生きてきたんだろう。

3歳から続けてきたサッカーを、こうも簡単に失うなんて、思ってなかった。

サッカーが生き甲斐だったのに。

サッカーがあったから、辛いことも乗り越えられたのに。

「どうして...。なんでだよ!」

何で俺が、大切なものを捨てなきゃいけないんだよ!

神様は酷い。

せめて、これから先の道しるべだけでもつけておいて欲しかった。
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