幼なじみの溺愛が危険すぎる。 〜中学時代〜
おばさんが仕事に行くと聞いて一瞬寂しそうな顔をしたりりちゃんだったけれど

すぐにいつものりりちゃんに戻った。



「あーっ、よく寝た!  玲音、朝ごはん食べよっ! 」


大きく伸びをすると、りりちゃんが起き上がった。


朝ごはんをパクパクの食べているりりちゃんをじっと見つめる。



りりちゃんに彼氏ができるなんて、

そんなこと、

考えたこともなかった。



「玲音、ボーッとしてどうしたの?」


「なんでもないよ」


そう言って、おばさんの作ってくれたサンドイッチを口に含んだけれど、

おばさんの言葉が気になって
あまり味はわからなかった。


「玲音、牛乳は?」


首を横に振ると、

りりちゃんがごくごくと勢いよく
俺のコップに入った牛乳を飲み干した。

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