君色~あなたと過ごした日々~


──────
────────

何日かしたある日、
まだ友達もできてなくて自分の席でボーっとしていたとき

ふと前を見ると

2人の女子が1人の男子に近づいていった。

「メアド教えてぇ♪」

「?あ、いいよ。」


私はそれを見てびっくりした。

高校生って普通に男子にメアド聞くんだぁ…


そんな変なことを思いながら
その男子を見た。


遠いからと目が悪いのとで
あまりはっきりとは見えなかったが、

黒髪で少し短髪。
背は少し高め?
スラっとした人だった。

顔はあまり見えなかった。



他のクラスの人からも、かっこいい人がいるという噂が流れていたらしい…



あの人モテるのかな?


私の中で少し気になる存在になった。


< 6 / 52 >

この作品をシェア

pagetop