おばさんガール
だけど、この部屋っておかしい。こんなにも物がないなんて…。


本当に引っ越しでもするつもりだったのかな?


もしかして、死ぬつもりだったとか?!


家族も離れて、仕事もうまくいかず、あんなハゲの思い込み激しいおじさんに借金なんかしたら

確かに、死にたくてもおかしくないか…。


借金って…一体いくらあるんだろ。

「あ、そだ。」

三津代は何か手掛かりを探すため、郵便受けを見にいくことにした。
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