My Destiny ～貴方は私の運命の人～

あぁ、そっか…

私は俊哉の彼女じゃないんだ…

華奈｢ゴ……ゴメン…ね…｣

私はその場から走って逃げた
だってそうしないと自分が壊れてしまうと思ったから…


でも、ようやく分かった

私は俊哉の彼女じゃないからメールしても返してもらえないし、
デートも恋人らしいこともしてもらえなかったんだね…


告白したのは俊哉だったはずなのに
全部、私の勝手な想像だったってわけか…


なんだ、そうゆうことだったのか…






ハハッ、あれ？なんで私、泣いてるの？






やっぱり一人では耐えきれなさそうだな…
紗奈に相談しようかな…


紗奈｢華奈！｣

華奈｢あっ、紗奈〜 どうしたの？｣

紗奈｢どうしたの？じゃないわよ！ 大丈夫なの？如月先輩のこと…｣

さっきまで紗奈に相談しようと思っていた気持ちが
紗奈を見ていたらどんどんなくなってきた
心配かけたくないしね…

華奈｢大丈夫だよ！｣


私は知らなかった、その時の私の顔がどんなに酷い笑顔だったかも
それを見ていた紗奈がとても心配そうに私を見ていたことも…