sugar、sugar、lip
快登くんの可愛らしい顔がすごく冷ややかにわたしを見てる。


「何が言いたいかわかる?」



「君が、奏大の喉に負担かけてるんだよ」





言われた瞬間……、



頭の中が真っ白になった。





わたし……米倉くんの邪魔なんだ?





肯定も否定もしないまま、



回していたわたしの腕から離れていく米倉くん。




ねぇ……。





それは拒絶なの?
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