Blizzard Love
そんなこんなで

4時前

だいたい5時・・か、6時までのはず。

よね・・?

名刺を見ると

難しい言葉が並びたてられている。

ユキにはちょっと難しい。

とにかく、IT系の会社だとは思う。

場所は・・

アプリを見ながら探せそうだし

何よりも

素直に

もう一度逢いたい

ってことだ。

「なんちゃってなんちゃって!」

ユキは歩き出しながらキャハッと笑ってみた。

だってだって

本当に素敵な人だった。

歳はいくつくらいだろう。

6歳年上の兄さんよりも年上だとは思う。

30歳・・くらいかしら?

けど、少年みたいなあどけない照れた笑顔だった。

きっと、少年みたいに優しい人。

好きになっちゃいけない・・

分かってるけど・・

「いやいや、これを届けるだけだし!」
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