アイシテル
「...っ」


そして落ち着いてようやく自分が置かれている状況が分かった。
手足を手錠で縛られてそれはベットの柱へと繋がれている。


私はそのベットから動けないようにされていたのだ。


その時カチャとドアが開いて入って来たのは...悠だった


「お姉ちゃん、目覚めたんだ...おはよ」


「悠...どうして?」


「どうしてってお姉ちゃんが悪いんだよ?俺がこんなに愛してるのにるのに男なんか作ってるから」


そう言ってニコッて微笑む悠にゾッとした。


口は笑っているけど目は笑っていなかったから。

「私たち兄弟だよ...?」


「関係ない...こんなにも好きなんだから」


そう言って私の太ももをいやらしく触って来る。

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