イケメン部 〜桐神時雨 Side〜
弍の章

其ノ壱

僕と西条くんは同じクラスだ。

教室に入るが、やはり彼の姿は見当たらない。



黙々と時間だけが過ぎ、気づけば七限全ての授業が終了してしまっていた。


僕は、もしかして、と思いながら保健室へと歩を進める。


彼のことだ、もしかしたら授業が終わった頃に登校している可能性だってあるーーー




ガラガラッ




扉を開けると、そこにはーーー



「西条くん…!!!」



ベッドに寝転ぶ西条くんの姿が見えた。

声に反応して、西条くんが振り返る。



「おぉ、桐神…」



僕は勢いよく保健室を飛び出し、伝統部の部室へと向かう。


< 13 / 15 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop