【完】俺がずっと、そばにいる。
*気付いてしまったから

翌日、学校に着くなり、私はすぐ自分の机に突っ伏した。


金曜日だっていうのに、寝不足で朝から頭がボーっとしてテンションが上がらない。


昨日の夜は色々と考えごとをしていたら、結局あまり眠れなかった。


りっくんへの気持ちを自覚したのはいいけれど、これからどうしよう……。


ちゃんと伝えたほうがいいんだってことはわかってる。


だけど、りっくんとの間にはいつのまにか距離ができてしまったし、自分からも話しかけられなくなってしまった。


自分ではっきり彼の告白を断ったくせに、今さらやっぱり好きだなんて都合がよすぎるんじゃないかとも思うし、りっくんのあの態度からして、私とはもうあまり関わるつもりはないのかもしれない。


亜美ちゃんの存在だってあるし……。


考えれば考えるほど弱気になる。どうしていいかわからなくなる。


私はりっくんに対していつからこんなにも臆病になってしまったんだろう。


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