(実話)あたしの花〜大切な宝物〜貴女に逢える日を…。

天使からの手紙

この病院へ入院して、2日目の朝が来ました。今日も眠れなかった。あたしの体どうなっちゃったんだろう?話ししたくない、笑いたくない、声かけられると、うっとおしい、相手は、何を喋っているのか分からないから、適当に返事しとこう。そんな感じ。体がだるい、言う事を訊かない体、食欲ないなぁ〜でも食べる事にしょう。周りの声が嫌だ。物音が嫌だ。3病棟の閉鎖病棟。彼は、6病棟で同じく閉鎖病棟。離れた場所にある。自由の訊かない病棟。右見ても左見ても全てに鍵。籠の中の鳥、飛びたくても飛べない。ここから逃げたいなんて思わない、ただ病気を治したい。一年間飲み続けた薬は全部変えられた。眠れない日々が続く。あたしの体元に戻れ。お願い元に戻って、イライラが続く。もうどうでもいいや。優郁に会いたい。考える事はそれだけ。ただ顔が見たい。声が聴きたい。ただそれだけなのに、許されない現実。午後2時、病棟解放時間。この時間は彼に会える。今はこの時間だけがあたしの心も解放だ、彼の顔見る、安心感に包まれ、笑顔になる。いろんな話ししたっけ。いっぱい話したし忘れた(笑)会ってる時間はすぐ終わる。
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